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受賞団体一覧
輝く学生応援アワード2022 受賞団体が決定しました!
コロナ禍において様々な活動が制限される中、京都のまちで主体的に活動している学生団体さんの活動を広くたたえ、後押しする機会として、今年で2年目の開催となった『輝く学生応援アワード2022』。
13団体に応募いただき、選定委員による一次審査(書類審査)、二次審査(プレゼンテーション審査)を経て、特別賞に2団体が選定され、7団体が入賞となりました。また、二次審査のプレゼンテーションのオーディエンスの投票により、オーディエンス賞の1団体も決定しました。
特別賞「これからどんな目(芽)が出るで賞」
●団体名
ユースカウンシル京都
●プロジェクト名
中京区街歩きすごろく
●活動概要
コロナ禍で活動が制限される中、京都の魅力発信ができないか考え、全ての人に京都を身近に感じてもらえるよう、京都の街歩きを疑似体験することができるすごろくを製作。京都市中京区を舞台に、すごろくゲームとしても、街歩きの際のマップとしても活用できるものになっている。製作にあたり、中京区のおすすめの場所を広く募集するとともに、まち歩き、飲食店や公的施設等への取材を実施。
●評価された点
中京区のまちを碁盤の目と掛け合わせたすごろくゲームに仕立て、楽しみながらまちの魅力を発見できる取組を、一から作り上げた点が評価された。
また、メンバーの中には、高校生の時から本活動に取り組んでいる学生もおり継続性や発展性を感じるため、今後の活動にも期待したい。
●受賞者コメント①
本日は素敵な賞をいただき本当にありがとうございます。素敵な賞をいただけたこともそうですが、日々私たちが行っている活動をお話しする機会、そして京都で色々な取組みを行っている学生の皆さんと交流する機会をいただけたことを嬉しく思っています。このアワードで非常に有意義な時間を過ごすことができました。本当にありがとうございました。
●受賞者コメント②
本日は素晴らしい賞を受賞させていただきありがとうございます。私たちユースカウンシル京都の活動がこうした形で評価されたことを大変嬉しく思っています。
この活動を通して様々なことにチャレンジしたり、地域の方々と関わることができ、非常に貴重な経験となりました。これからも中京区を中心にもっと活動していきたいと思っています。ありがとうございました。
特別賞「希望の灯し火いただきました」
●団体名
Good Samaritan Club(ぐっど さまりたん くらぶ) 灯しの森運営
●プロジェクト名
灯しの森
●活動概要
Good Samaritan Clubという外国人対象のガイド団体の有志で始めたライトアップ企画。コロナ禍でガイド活動ができない中、「日本文化を発信すること」というガイド団体の核心に立ち返り、普段見過ごしている日本文化をライトアップという形で発信。2021年3月に続き、2022年11月に2度目を開催。
●評価された点
コロナ禍でガイド活動の制限がある中、立ち止まるのではなく、これまでとは違う手法を考案し、「日本文化の発信」を実践した。
多くの人が団体の活動内容や強い気持ちに共感し、多くの賛同者を巻き込みながら一緒にイベントを作り上げたことも評価できる。
●受賞者コメント①
私たちの活動を知っていただく機会をいただき、誠にありがとうございます。これからも観光ガイド活動を行いながら、様々なつながりを活かした京都を知ってもらうための活動を続けていけたらと思います。ありがとうございました。
●受賞者コメント②
コロナ禍で外国人観光客が減り、なかなか活動ができない中で行ったイベントをこのように評価していただきありがとうございました。
京都は日本の中でも素晴らしいまちだと思っています。たくさんの寺社や観光名所もありますので、様々なイベントを通してこれからも京都市の魅力を発信していければと思います。ありがとうございます。
入賞
●団体名
Clear(くりあ)
●プロジェクト名
性の多様性の観点から龍谷大学に「だれもが使いやすいトイレ」を設置するプロジェクト
●活動概要
LGBTQを含む多様な性を持つ人々が生活しやすい学校環境づくりを目的に活動。日常生活で利用する「トイレ」に着目し、龍谷大学内のトイレを調査するとともに、調査の結果に基づき「多様性とトイレに関する提言書」を作成し、学長に提出。現在は、計画中の新設校舎のトイレについて、学内の設計の議論に加わっている。
●評価された点
当事者へのヒアリングを行うなど、当事者に寄り添った形で行動している。
調査に留まらず、学長への提言まで行ったチャレンジ精神も評価。
何より学生たちが活動そのものを楽しんでいることが伝わってきた。
●受賞者コメント
このような素晴らしい賞と機会をいただき、ありがとうございます。私たちは、友人や先生方など様々な方に助けていただきながら、ここまで楽しく全力で活動することができました。
これからも全ての性の方々が過ごしやすい学校環境や地域をつくっていけるように頑張ります。ありがとうございました。
入賞
●団体名
みらい部
●プロジェクト名
お化け屋敷「廃墟への招待状」
●活動概要
自分達が活動する小学校区で、小学生向けに毎年開催されていた大学生によるお化け屋敷が、コロナ禍の影響で途絶え、子供達の経験機会が減少してしまったため、子ども達に夏休みの思い出を作ってもらいたいという思いから、お化け屋敷を復活開催。
●評価された点
自分達がやりたいことではなく、小学生のやりたいという声を一生懸命くみ取っている。
取組を1回で終えるのではなく、後輩の団体に引き継いでいるところもよい。
●受賞者コメント
本日はこのような機会をいただき、誠にありがとうございます。私たちの活動はたくさんの方々の協力があってこそ成立したイベントだと思っています。
これからも後輩たちと一緒に頑張っていきますので、応援のほどよろしくお願いします。本日はありがとうございました。
入賞
●団体名
特定非営利活動法人竹の子学習ひろば
●プロジェクト名
子どもたちへの学習支援と、居場所づくり
●活動概要
小学校1年生~中学校3年生を対象に、学習支援、居場所づくりのための教室を運営。団体には、教育・福祉を学ぶ大学生や、社会経験が豊富な社会人が所属。子どもたち一人ひとりに寄り添うことで、教育の機会が十分ではない子どもに対して、学びや体験の機会に触れ、健やかに成長していける環境を用意することを心掛けながら活動。
●評価された点
活動そのものの意義もさることながら、自分達にできることとそうでないことを考え、専門職につなぐだけではなく、自分達の子ども達への接し方を変えればできることがあると考え、日々の活動に取り組んでいることを評価。
●受賞者コメント
皆さんとプレゼンテーションをさせていただき、どの団体さんも素晴らしい活動をされているなと感じました。皆さんのプレゼンテーションから大変勉強をさせていただきました。
これからも皆さんからの指摘を糧に活動に全力で携わろうと思っています。ありがとうございました。
入賞
●団体名
りんぐえっじ
●プロジェクト名
外国にルーツのある未就学児に対する日本語支援
●活動概要
外国にルーツのある未就学児に対し、日本語に触れる機会を定期的・継続的に提供している団体。就学後に先生や周囲の児童生徒とのコミュニケーションが円滑に取れるようになることを目標に活動している。また小学校に入学した子どもに対しても、学習内容や個人のレベルに合わせて学習支援を行なっている。
●評価された点
未就学児の子どもという行政でも触れにくい子どもを対象に、率先して活動している。
明確な目的に向かって一生懸命やっているところがよい。また、昨年度に特別賞を受賞して以降もメンバーを増やし、継続・発展して取り組むことができている点を評価。
●受賞者コメント
素敵な賞をいただけて本当に嬉しく思います。ありがとうございます。これからも外国にルーツのある未就学児への日本語教育支援という手付かずの領域へのチャレンジを続けたいと思います。ありがとうございました。
入賞
●団体名
MAJIME ZINE(まじめ じん)
●プロジェクト名
Webマガジン『MAJIME ZINE』
●活動概要
「真面目」と「人」、「マガジン」を掛け合わせた名前『MAJIME ZINE』。真面目という言葉への違和感と、それを周りの人達と解明したいという動機に由来しており、定期的にウェブ上に記事を掲載している。
記事掲載に当たっては、編集会議で企画案を話し合い、記事の執筆や編集・広報を行っている。
●評価された点
どの記事にも必ず編集部が関わりながら、いい記事を作るというこだわりを持っており、利他の心も大切にしている。
今しか分からない感覚を大切にしながら取り組んでおり、静かな情熱を感じた。
●受賞者コメント
このような機会をいただけたことは、皆さんとつながるきっかけになったこと、私たちの活動を言語化するきっかけになったという点でも大変ありがたいことだと思っています。
これからも自分たちの身の回りにあることの記事を紡ぎ続けていきたいと思います。ありがとうございました。
入賞
●団体名
チームまちやキャンパス
●プロジェクト名
まちキャン世代間交流会
●活動概要
誰もが自分らしく暮らすことのできるまちをつくることを目標に活動。認知症とともに生きる高齢者から「地域になじめる居場所があれば…」という声を聞いたことをきっかけに、京都光華女子大学の「まちやキャンパス」がある中京区の柳池学区とその近隣地域に暮らす高齢者にも呼び掛け、交流会やスマホ教室などの活動を実施。高齢者と大学生の交流の機会を設け、つながりづくりをしている。
●評価された点
専門職にはできない、自分達にできることを考え、目的を決めて活動している。
また、活動の中から「やることを事前に決め過ぎない方が良いのでは」など、次の活動に向けた視点を見つけるなど、義務感ではなく、積極的かつ前向きに活動に取り組んでいる。
●受賞者コメント
このような機会をいただけたことで、私たちの活動を多くの人に知ってもらうことができました。また、新たな出会いやつながりができました。これからもつながりを大切にしながら活動を続けていきたいと思います。ありがとうございました。
入賞
●団体名
同志社大学政策学部小谷ゼミ上京区民まちづくり活動支援事業
●プロジェクト名
エコで繋がる持続可能なまちづくり
●活動概要
地域から環境意識向上を図る必要性を感じ活動を企画。花壇の設置活動を中心に地域緑化を広げ、廃棄予定の消防ホースや間伐材をアップサイクルし、たい肥は地域内の落ち葉等を原料として地域資源循環を推進している。さらに、制作過程に障がい者授産施設の協力、地域のボランティアや子ども達の参加等を募り、マルシェに出展等することで地域内交流を促進してエコで繋がった誰もが安心して暮らせるまちづくりを目指している。
●評価された点
先輩の活動をそのまま踏襲するのではなく、バージョンアップを図り、新しいアイディアで新しいつながりを広げていた。
8人という少人数ではあったものの、大変な場面はメンバー同士で励まし合いながら多くの活動を行った。
●受賞者コメント
貴重な賞をいただきありがとうございます。そして私たちの活動を共有させていただく機会を設けていただきありがとうございます。他の団体さんの色々な活動をお聞きして私たち自身の刺激になりました。
私たちの活動は次の学年に引き継ぎますので、SNSなどでチェックしていただけると励みになります。本日はありがとうございました。
オーディエンス賞
●団体名
特定非営利活動法人竹の子学習ひろば
●プロジェクト名
子どもたちへの学習支援と、居場所づくり
●受賞者コメント
このような賞に選んでいただけたことを大変光栄に思います。受賞できたことを大変嬉しく思うと同時に、私たちの活動が多くの人に気に掛けていただけていること、支えられていることを実感いたしました。
私たちは子どもたちへの学習支援、居場所づくりの活動を通じて、子どもたちを支える立場にいるのですが、そういう私たちもまた多くの人の応援や支えがあってこそ、活動を継続できているのだと思います。
そういう方々への感謝の気持ちを忘れずに、活動に全力で取り組もうと思っています。本当にありがとうございました。
<オーディエンス賞について>
プレゼンテーション出場者及びオーディエンス(以下3種類)が、最も応援したい1団体に投票し、得票数の多かった1団体が受賞。
対面参加型 :当日会場にてプレゼンテーションを見て投票
オンライン参加型:当日オンラインでプレゼンテーションを見て(Zoomによる)投票
アーカイブ視聴型:後日、プレゼンテーションのアーカイブ映像を見て投票期間中に投票
※101人に投票いただき、25票を獲得しました。
輝く学生応援プロジェクト(運営:特定非営利活動法人きょうとNPOセンター)
〒600-8216 京都市下京区西洞院塩小路下るキャンパスプラザ京都1階
TEL:075-353-3107 *電話対応時間 火曜~日曜 10:00~17:00
FAX:075-353-3108 Email: info@kagayaku.st
京都市では、学生の皆さんの活動を応援しています。こちらも御覧ください。
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