トップページ > プログラム案内 > 令和3年度輝く学生応援アワード >受賞者決定!
受賞者決定!
令和3年度輝く学生応援アワード 受賞者が決定しました!
コロナ禍において様々な活動が制限される中、京都のまちで主体的に活動している学生団体さんの活動を広くたたえ、後押しする機会として、京都市が今年度初めて実施した『輝く学生応援アワード』。
13団体に応募いただき、審査委員による一次審査、二次審査を経て、特別賞に2団体が選定され、3団体が入賞しました。また、二次審査のプレゼンテーションをオンライン観覧してくださった方々の投票により、オーディエンス賞も決定しました。
特別賞「お待ちしておりました」/オーディエンス賞
●団体名
特定非営利活動法人お客様がいらっしゃいました.
●プロジェクト名
生理の貧困解消に向けた取り組み
●事業概要
生理を「お客さん」のように濁さず、全ての人が生理に対して理解をし、生理によって悩まされることがない社会を目指し活動。
生理の貧困の解消に向け、また、生理に対する認識を変化させることを目的として生理用品の寄付募集活動、配布活動、生理に関する知識の発信を実施。
●評価された点
今まで表面化しておらず、このコロナ禍によって浮き彫りになった貧困の課題の一つに焦点を当て、見える化している。
また、NPO法人化し、活動資金面も含めて取り組んでいる。
●受賞者コメント
初めてのコンテストでこのような賞をいただけて大変光栄です。また、このような素晴らしい場所で賞を受賞できたことを大変嬉しく思います。
また、オーディエンス賞もいただくことができました。市民の方々や学生の方々から応援したいと思ってもらえた賞だと思いますので、これからもますます頑張っていきたいと思います。ありがとうございます。
★ラジオ番組での出演の様子はこちらからお聴きいただけます♪
https://radiocafe.jp/200310001/episodes/2021-6-13oa/?mode=results
特別賞「よく言えたね」
●団体名
りんぐえっじ
●プロジェクト名
りんぐえっじ
●事業概要
日本語以外を母語とする未就学児に対し、遊びながら日本語に触れ合う機会を提供することで、日本語を母語とする児童と同様な学習のスタートに導く事業を実施。日本語に楽しく触れ合う場の提供が第一の目標。
●評価された点
課題として見落とされやすい日本語以外を母語とする未就学 児に焦点を当てており、課題を明確にした取組で、活動を通じた対象者の変化を生み出している。
●受賞者コメント
このような素晴らしい賞をありがとうございます。私たちはできたばかりの団体なので、アワードに参加することも賞状をいただくことも初めてのことで、この経験は私たちにとってとても大きいものになると思います。このような素晴らしい賞をありがとうございました。
★ラジオ番組での出演の様子はこちらからお聴きいただけます♪
https://radiocafe.jp/200310001/episodes/2021-10-3oa/?mode=results
入賞
●団体名
静原応援隊
●プロジェクト名
ささえる・つなぐ『静原伝統しめ縄もち米づくり』
●事業概要
「静原神社のしめ縄は、地域の藁で作る」という伝統文化の存続のため、静原地域と協働し、しめ縄のもち米づくりを実施。
手作業による藁収穫を学生が担うことで高齢者の負担が軽減。また、藁を使った催しを地域の若い世代と一緒に企画するなど年齢を超えた地域内外の人の絆を深め、地域に活力を取り戻す取組。
●評価された点
地域の伝統や文化を、地域外から来た自分たち若い世代が入り引き継ぐのではなく、自分たちが触媒となり、地域の若者に伝えようとしている。
●受賞者コメント
このような賞をいただきありがとうございます。先輩方から続く我々の活動をこのように評価していただき大変ありがとうございました。
★ラジオ番組での出演の様子はこちらからお聴きいただけます♪
https://radiocafe.jp/200310001/episodes/2022-1-9oa/?mode=results
入賞
●団体名
MOCA(もか) モバイル屋台×(かける)カメラ
●プロジェクト名
モバイル屋台とカメラを通じて地域の人に場を提供する活動
●事業概要
持ち運びができるコンパクトなモバイル屋台とカメラを掛け合わせることで、地域の人が自然と集まり、交流する場を提供。
目印になりやすく注目を集めやすいモバイル屋台で写真撮影ができることを呼び掛ける活動を実施。
●評価された点
地域への愛着度の向上を、モバイル屋台という独自の手法を用いて高めようとしている取組であり、今後の活動の広がりを感じる。
●受賞者コメント
まずはこのような賞をいただいたこと、本当にありがとうございます。私たちの団体も出来立てなのですが、やはり周りの方々があってここまで来られたと思っております。これからもお返しができるように、色々な活動に参加していきたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。
★ラジオ番組での出演の様子はこちらからお聴きいただけます♪
※別団体として出演されましたが、MOCA モバイル屋台×カメラさんの活動も紹介されています。
https://radiocafe.jp/200310001/episodes/2021-10-24oa/?mode=results
入賞
●団体名
きけるば.
●プロジェクト名
就職について、ともに考えるAPP きけるば
●事業概要
コロナ禍や働き方改革などによる就活のあり方の変化などを、就活当事者である学生の目線で調査し、就職に関する相談を共有できるアプリを開発。学生の不安の解消を目的としている。
また、京都の企業とコラボレーションし、就活を行う学生や企業の人事担当を巻き込んだ実証テストを実施。
●評価された点
就職活動の悩みや不安を話したい時に話せるという環境をアプリで作り出し、学生の不安の解消に取り組んでいる。また、それを既に企業などと連携して実証実験を進めている。
●受賞者コメント
この度はありがとうございます。私たちの団体は京都工芸繊維大学の授業から始まった企画ですが、学生のスキルが高いと、私自身感じています。
そういう高いスキルを持った学生が社会に向けて実践する場として、私たちの活動も含めて参考になって続いていけばよいと思っていますので、これからもどうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。
★ラジオ番組での出演の様子はこちらからお聴きいただけます♪
https://radiocafe.jp/200310001/episodes/2022-1-16oa/?mode=results
審査委員長講評
受賞された皆様、本当におめでとうございます。
最終プレゼンテーションをお聞きして、審査委員の皆様と「我々自身が非常に元気をいただいた」と話していました。
審査基準は「学生らしさ」、「熱意」、そして「オリジナリティ」でした。皆さんの活動はそれぞれオリジナリティを持っておられていました。皆さんの活動は共通してコロナ禍での活動です。潜在的に課題があり、コロナ禍により顕在化したものもあったかもしれません。それを学生らしさ、学生でしか踏み込めない形で課題を取り上げて活動されており、そこが素晴らしいところでした。
学生の役割というのは、分断された中をつないでいくことだと思います。非常にセンシティブなものもありますが、学生だからこそ踏み込め、そこを可視化していき、活動を行い、さらに他の人にたすきをつないでいく、そんな力を持っていると思います。
ぜひこの賞を糧にして、これからの更なる発展を期待しております。
輝く学生応援プロジェクト(運営:特定非営利活動法人きょうとNPOセンター)
〒600-8216 京都市下京区西洞院塩小路下るキャンパスプラザ京都1階
TEL:075-353-3107 *電話対応時間 火曜~日曜 10:00~17:00
Email: info@kagayaku.st
京都市では、学生の皆さんの活動を応援しています。こちらも御覧ください。
【輝く学生応援プロジェクト】
URL:https://www.kagayaku.st